ezeioは、クラウドサーバを利用した機器・装置の状態を監視するIoTシステムです。機器・装置に取りつけた各種センサ(温度・湿度・電流・電圧・振動・照度など)のデータの取得からクラウドサーバへのデータ送信・監視・アラーム機能まで備えたトータルシステムを提供します。
ezeio 専用サイトは、直感的な操作が可能なユーザインタフェースにデザインされており、各種取得データの監視や条件設定が簡単にできます。
ezeio本体から取得したデータの監視や条件設定は、ezeio専用サイトで行います。
装置・機器の状態はダッシュボードで確認でき、グラフの設定や配置も簡単です。
クラウドサーバに保管されたデータは、CSV形式でダウンロードできます。
事業所別・エリア別・担当者別など任意のグループに分けて複数のezeioを管理することができます。
グループはツリー構造で表示され管理が簡単です。
監視データに対して複数の閾値を設定でき、閾値到達時にアラームメールを送信したり、装置・機器に信号を出力することができます。
たとえば、監視データの状態に応じて空調機器や照明のON/OFF切り替えを自動で行えます。
通信方式 | 無線通信*1 | LTE Cat-M1 |
有線通信*2 | Ethernet | |
電源電圧 | DC12-24V | |
入力端子*3 | アナログ入力 ×8 |
電圧(DC0-10V) |
電流(0-30mA)*4 | ||
抵抗(0-1MΩ) | ||
サーミスタ
100k(B=4000K)
10k(B=3800K)
10k(B=3500K)
10k(B=3380K)
2k2(B=3800K)
|
||
測温抵抗体(PT1000) | ||
無電圧接点(ON/OFF) | ||
パルス(0.05-400Hz) | ||
出力端子*5 | ON/OFF(本体の電源電圧、最大100mA)×2 | |
PWM(50Hz、デューティ比 0~100%) | ||
アナログ(0-10V、最大20mA)×1 | ||
電源供給用端子 | 5V×1 | |
本体の電源電圧×1 | ||
専用デバイスポート | Modbus・CANbus・SDI-12・外部バッテリー | |
データ保存期間 | 本体 | 最大50日間*6 |
クラウドサーバ | 3年間 | |
ログ間隔*7 | 10分・5分・2分・1分・15秒・5秒 | |
使用温度 | -20 ~ +85℃ | |
付属品 | ACアダプタ(DC24V)・アンテナ・ブラケット・LANケーブル(2m) | |
本体重量 | 146g |
鋳物商品を製造しているS社では、設備の定期点検を行っているが、点検では発見が難しい経年的な故障によりラインが止まってしまうことがあった。
異常の発見が遅れると設備の故障に繋がり兼ねない。故障した設備の復旧にはライン停止が余儀なくされ、その間の損失額が多額になることから、異常をすぐに発見できるよう対策を施したいと考えていた。
設備の各駆動用モータの各種計測項目をモニタリングし、異常値を検知した際に自動で停止するよう設定していたため、事前に設備・装置の故障を防ぐことができた。
もし予兆保全出来ずにラインを停止して復活作業を行った場合…
↓
ラインが停止し、生産がストップさらに、修理費用が発生