公開日:2016年08月04日 更新日:2023年05月22日
低頭ねじとは?メリット・デメリットや使用例、頭部形状、特長を解説 | NBK【鍋屋バイテック会社】
低頭ねじとは?メリット・デメリットや使用例、頭部形状、特長を解説
一般的なねじよりも頭部高さの低いねじで「低頭ねじ」もしくは「低頭ボルト」と呼ばれています。
NBKの低頭ねじには大きく分けて、低頭ねじ、極低頭ねじ、超極低頭ねじの3種類の頭部形状があります。
低頭ねじを使用するメリット
低頭ねじには以下のメリットがあります。
1. 機器や装置の小型化に!
2. 見た目をすっきり!
3. 機器や装置の軽量化に!
機器や装置の小型化
低頭ねじ・極低頭ねじは通常の六角穴付きボルトと比較して、頭部が薄い(低い)ねじです。
頭部がコンパクトになることで、機器や装置の小型化を実現することができます。
ボルトを取り付けるスペースが限られている場合に最適です。
取り付け後の突出部分が少なく、干渉のお悩みを解消できる場合があります。
見た目をすっきり
「被締結部が薄板のため、ざぐり加工をすることができない」といったお悩みを解決することができます。
通常のねじでは、ざぐり穴深さを確保する必要があるため、部材が大きくなってしまいます。
低頭ねじ・極低頭ねじを使用することで、ざぐり加工なしで使用することができる場合があります。
機器や装置の軽量化
頭部が薄いことから、通常のねじと比較して重量が軽いです。
また、上記で挙げたように、低頭ねじを使用することで、機器や装置の小型化が期待できます。
そのため、機器や装置の軽量化を目的として使用される場合があります。
低頭ねじを使用するデメリット
低頭ねじはさまざまなメリットを持っている一方で、デメリットも存在します。
頭部の厚みが薄いため、通常の六角穴付きボルトと比較して強度が低いといったデメリットがあります。
また、六角穴付きボルトと比較して二面幅が異なることがあります。六角穴付きボルトと低頭ねじを同時に使用する際に、
工具の持ち替えが必要になり、手間がかかる場合があります。
使用例
装置の扉/開閉箇所の干渉防止に
ざぐり穴が深くできない箇所に
低頭ねじの頭部形状について
NBKの低頭ねじには、大きく分けて3種類の頭部形状があります。
・低頭ねじ
・極低頭ねじ
・超極低頭ねじ
ボルトの頭部の高さを一般的な六角穴付きボルト(JIS B 1176:2006)のねじの呼びM4で比較した場合、4mm, 2.8mm, 1.5mm, 0.9mmの順で小さくなります。
JIS B 1176 | 低頭ねじ | 極低頭ねじ | 超極低頭ねじ | ||
---|---|---|---|---|---|
リセス | 六角穴 | ヘクサロビュラ穴 | |||
品番例 | - | SLH | SSH | SETS | |
ねじ径 | M2 | 2 | 1.3 | 1.1 | 0.5 |
M2.5 | 2.5 | 1.6 | 1.3 | - | |
M3 | 3 | 2 | 1.3 | 0.8 | |
M4 | 4 | 2.8 | 1.5 | 0.9 | |
M5 | 5 | 3.5 | 1.5 | 1 | |
M6 | 6 | 4 | 1.5 | 1.2 | |
M8 | 8 | 5 | 1.5 | - | |
M10 | 10 | 6 | 1.5 | - |
詳細はこちらから。一般的なねじよりも頭部径が小さい「小頭ねじ」に関する比較も掲載しています。
NBKの低頭ねじ
NBKの低頭ねじ(低頭ボルト)は、さまざまなバリエーションがあります。
ねじの呼びはM2からM10まで、材質はスティール製やステンレス製はもちろん、チタン製・アルミニウム製・樹脂製などがあります。
タイプも頭部高さが低いだけのものから、真空装置に最適な「ガス抜き穴つきタイプ」、取りつけ・取りはずしに専用工具が必要な「いたずら防止タイプ」などさまざまです。
NBKは専門メーカならではの品揃えで、お客さまに最適な低頭ねじをご提案いたします。
おすすめラインアップ
いたずら防止極低頭ボルト
頭部高さはすべて1.5mm以下のいたずら防止ねじ。通常の工具では、取りつけ・取りはずしができません。また頭部高さが低いため、頭部を直接挟んで取りはずすことが難しく、より盗難防止性にすぐれています。>>商品詳細を見る
六角穴付き極低頭ボルト(SUS316L)
ステンレス製の六角穴付き極低頭ボルトで、NBKだけのオリジナル商品です。SUS316Lは、SUS304と比較して、耐水素脆性・耐フッ素ガス・耐塩素ガス・耐熱性に優れています。
また、化学薬品・海洋環境などに対して、SUS304以上の耐蝕性を発揮します。
六角穴付き極低頭ボルト(無電解ニッケルメッキ)
無電解ニッケルメッキを施した極低頭ボルトです。頭部高さはすべて1.5mm以下で、無電解ニッケルメッキには光沢があるため、装飾の用途に適しています。>>商品詳細を見る
六角穴付き極低頭ボルト(薄板固定用)
ステンレス製の薄板固定用六角穴付き極低頭ボルトです。首下部分に逃がし加工があるため、薄板の固定に適しています。薄板0.1mmから締結可能です。

>>商品詳細を見る
フランジ付きボタンボルト
座面が広く、ゆるみにくい六角穴付きボタンボルトです。フランジつきのため、別途座金をご用意いただく必要はありません。
フランジ付きボタンボルト(無電解ニッケルメッキ) SFB-EL
フランジ付きボタンボルト(ステンレス) SFBS
十字穴付き超極低頭ボルト
頭部高さが極薄の十字穴付きボルトです。十字穴にはQuaStix*1を採用しています。
QuaStix対応の専用ビットSKQBを使用することで、トルク伝達が向上し、カムアウトを抑え十字穴の破損を軽減します。*2
*1:QuaStixはオーエスジー株式会社の登録商標です。
*2:通常の十字ビットでも取りつけ・取りはずし可能です。
三価クロメート SEQ-TZB
黒色三価クロメート SEQ-TBZ
SUSXM7(SUS304相当) SEQS