公開日:2016年09月20日

モーションコントロールの新しい世界を切り拓く「止める技術」編

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第一回「止める技術」


※音声あり

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モーションコントロールシステム設計における課題とは

モーションコントロールシステムを設計する際に、どのような課題をお持ちでしょうか?
システムの用途・目標性能にもよりますが、生産性向上、小型化、コストダウン、省エネ、安全性向上などの課題は、どれも一般的なものと思われます。これらは設計者のみなさまであれば常に要求されつづける、言わば終わりのない課題とも言えるでしょう。

モータ駆動一軸テーブルの場合

一軸アクチュエータ

例えば、ごく一般的なモータ駆動の一軸テーブルで考えてみましょう。システムはモータ、カップリング、ボールねじ、ナット、ガイドで構成されています。
このモーションコントロールシステムの、どこをどう改善すれば、先ほど挙げた課題を解決し、より良い装置とできるでしょうか?

「動かす技術」+「止める技術」

モノを動かすシステムを設計する以上、いかに早く、いかに力強く、いかに精密に動かすか、といった「動かす技術」に着目して設計を進めることは、自然な方向性と言えます。
しかし、実は「動かす技術」と同じく、あるいはそれ以上に重要なのが「止める技術」なのです。なぜなら、「動かす技術」だけで課題を解決しようとしても限界があるからです。

動かす技術

工作機の旋盤を例に考えてみましょう。ワークを高速・高精度で加工するには、振動や、たわみによる影響を防ぐ必要があります。これを「動かす技術」だけで解決することは困難であり、「止める技術」が必要となります。

重要なのは「止める技術」

従来型の止める技術

止める技術

ところが、多くのモーションコントロールシステムで主に使われてきた、従来型の「止める技術」にも限界がありました。
例えば、モータを細かく制御してワーク位置を補正しようとしたり、装置全体を大型化して剛性を上げたりする方法では、コストアップ、サイズアップ、重量増加などの新たな課題を招きます。また、高精度な位置保持には限界があります。

新発想の「止める技術」とは?

新発想の止める技術

一軸アクチュエータ

これらの悩みを解決するのが、新発想の「止める技術」を備えた新しいモーションコントロールシステムです。このシステムでは、止める対象となるテーブルの真下にブレーキ機構を備え、ボールねじなどを介さない、ダイレクトな位置保持を実現し、従来のシステムでは解決できなかった課題をクリアできます。

リニアクランパーズィー

この新しいシステムを実現するキーデバイスは、ブレーキ機構です。当社がご提供するリニアクランパ・ズィーは、リニアガイドをクランプするというユニークな発想から生まれました。その結果、通常は空きスペースとなっているガイドのキャリッジ間に取りつけられるので、既存システムの設計を大きく変更せずに、容易に組み込めます。

このリニアクランパ・ズィーを組み込んだモーションコントロールシステムは工作機、自動車、半導体など幅広い業界で、多くの技術課題を解決しています。

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