お知らせ

2018年03月28日 ニュース

新商品“無線位置決めユニット”の発売について

鍋屋バイテック会社(岐阜県関市桃紅大地1番地,phone:0575-23-1121,www.nbk1560.com,資本金96百万円,代表取締役社長:岡本友二郎)は,本日,新商品“無線位置決めユニット”を発売いたしました。本商品は当社が独自に開発し,製造・販売するものです。

本商品の代表的なアプリケーションの一つに包装装置があります。同装置では,作業ロットごとにサイズの異なる段ボール箱がコンベア上を移動します。段ボール箱の幅や高さが変わるごとに,何ヵ所・何十ヵ所もあるコンベアガイドや各種センサの位置を調整する必要があります。従来は,そのつど人がハンドルで送りねじを回して個々のガイドやセンサを位置決めし,段取り替えをする必要がありました。

本商品は,人によるハンドル操作に代わり,無線制御によってユニット内のモータを回転させることで,位置決めを自動で,かつ一括して行うものです。一日に何度も,しかも多数のハンドルを人が操作していた作業を,簡単に,かつリーズナブルなコストで自動化することができます。

本商品は,包装装置に限らず,さまざまな装置・生産ラインの段取り替え,位置決め作業に幅広く適用可能です。新規の装置への採用だけでなく,既存の装置・機器に本商品を後付けすることも可能です。

3大特長

  1. 1台の送受信機で最大32台の位置決めユニットを一括制御できます。数値制御により多数の位置決めを同時に・正確に行い,作業時間を大幅に短縮し,生産性を向上します。オプションの“ロックアダプタ“と組み合わせれば,位置決め後の装置側の振動・外力またはワークの自重による位置ずれも防止します。
  2. ユニットへの操作指示は,専用の“送受信機”により無線通信で行います。通信ケーブルが無いため,配線の取り回しが難しい箇所にも,簡単に設置することができます。既存装置・機器の手動ハンドルから本ユニットへの置き換えも容易です。
  3. ユニット本体に各種コントローラを内蔵するため,コントローラ・アンプなどの外部ユニットは不要です。それらの搭載スペースも要りません。また,専用ソフトウェア(Windows対応)を当社ウェブサイトからダウンロード(無償)することにより,市販のPCでユニットの設定・操作が簡単にできます。ご使用時のお問い合わせに即応する技術支援態勢も整えています。

当社は,本商品に続いて,自動化・IoT化を支援する“自動化ソリューション”商品を逐次拡充していきます。機械要素部品の専門メーカとしての経験とノウハウを活かし,お客さまの自動化ニーズを満たす最新ソリューションを提供して,これからのものづくり現場を支えてまいります。