構造
TPS-050の材質・仕上げ
TPS | |
---|---|
本体 | SCr415相当 無電解ニッケルメッキ |
回転軸取りつけフランジ | SCr415相当 |
TPS-050の特長
- 回転軸の保持・位置決め・びびり防止に。
- 回転軸を直接クランプしないため摩耗しません。
-
常時閉(Normally Closed)タイプ。
空気圧供給時:クランプを開放します。
空気圧排出時:ばねの力でクランプします。
仕様
TPS-050~080 | TPS-090~320 | |
制御方式 | 空気圧・常時閉 | |
開放圧力 | 0.4MPa | 0.55MPa |
最高使用圧力 | 0.65MPa | |
許容回転数 | 1000 rpm | |
使用温度 | -10℃~+70℃ | |
適用シャフト径 | φ50~φ80 | φ90~φ320 |
使用上の注意
- TPSを取りつけるためには、回転軸への加工が必要です。
- TPSにベアリングとしての機能はありません。別途ベアリングをご用意いただき、軸のラジアル方向およびスラスト方向の動きを拘束してください。
取りつけ
- TPSにM5またはG1/8の継手を取りつけます。
- エアを供給し、クランプを開放します。
- 回転軸をTPSの回転軸取りつけフランジに取りつけ、両者を固定するねじを下表のトルクで締めつけます。
- TPSをハウジングに取りつけ、両者を固定するねじを仮締めします。
- 空気圧を開放し、クランプ状態にすることで、TPSがセンタリングされます。
- TPSとハウジングを固定するねじを下表のトルクで締めつけてください。
ねじの呼び*1 | 締めつけトルク (N・m) |
---|---|
M5 | 5.5 |
M6 | 9.5 |
配管
シャフト径 (mm) |
ねじの呼び | 空気消費量 (ℓ/サイクル(ANR)) |
---|---|---|
φ50 | M5およびG1/8 | 0.141 |
φ90 | M5およびG1/8 | 0.208 |
φ200 | G1/8 | 0.678 |
トラブルシューティング
不具合 | 理由 | 考えられる原因 | 解決策 |
---|---|---|---|
クランパが解放状態にならない/クランパがレールに接触する | 動作圧力の不足 | 設定されている動作圧力がとても小さい | 製品ページで指定されている値に従って最低使用圧力を設定してください。 |
エア(オイル)の漏れ,詰まり,配管の途中でせき止められている、圧力供給部の故障など | 配管、クランパ、圧力供給部を確認してください。 | ||
アプリケーションに対して動作圧力が不十分 | 動作圧力を上げるか、開放圧力を下げたリニアクランパ・ズィーを使用してください(特殊品)。またはNBKに問い合わせください。 | ||
レスポンスタイムが長すぎる/クランパが開くまでに遅れがある | エアの供給不足 | エアバルブが小さすぎる | 流量が大きいバルブを選定してください。 |
エアバルブとクランパの間の配管が長すぎる | エアフィルタの交換・清掃をしてください(NBKではエアフィルタ単体での販売は行っておりません)。 | ||
排気量が不十分 | クイックエギゾーストバルブかエアフィルタが塞がれている | クイックエギゾーストバルブとエアフィルタの開口部が塞がれていないことを確認し、必要に応じエアフィルタを反対側に移動させてください。 | |
クイックエギゾーストバルブかエアフィルタが詰まっている | エアフィルタの交換・清掃をしてください(NBKではエアフィルタ単体での販売は行っておりません)。 | ||
エアバルブとクランパの間の配管が長すぎる | エアバルブとクランパの間の配管を最短にしてください。 | ||
エア漏れの音が聞こえることがある | 本体の外側から漏れている | 内部のシールの位置がずれている | 5秒以内にクランパを20回以上開閉させてください。 |
エアコネクションから漏れている | しっかりとエアコネクションが接続されていない/配管が不良品である | エアコネクションと配管を確認し、必要な場合は交換してください。 | |
部品の摩耗 | クランパの寿命 | クランパを交換してください。 | |
保持トルクの不足 | シャフト公差が許容範囲外 | シャフト公差が許容範囲外 | 技術データを確認してください。 |
クランパが変形している | 取りつけ先が十分な剛性を有していない | クランパの取りつけ用の面の全面が、十分な剛性を持つテーブル・ベースなどと接する必要があります。 | |
同心度の誤差 | 技術データを確認してください。 | ||
同心度の誤差 | シャフトとクランパの取りつけ面が仕様に合っていない | クランパをシャフトから取りはずし、取りつけ面を使用に合わせて加工しなおしてください。 | |
ねじの取りつけ時にクランパがクランプ状態でなかった | 取りつけねじを緩め、組立説明書に従って取りつけなおしてください。 |