公開日:2016年04月07日

IPX7試験によるシール座金の防水性評価

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IPX7とは

JIS C 0920で規定されている電気機械器具の外郭による保護等級の一つであり、
IPX7は一時的潜水による電気機器への有害な環境に対する外郭の保護等級を示す。

IPX7の要約:水に浸しても影響がないように保護する。
IPX7の定義:規定の圧力及び時間で外郭を一時的に水中に沈めたとき、有害な影響を生じる量の水の
                  浸入があってはならない。

試験方法および試験条件

試験方法

シール座金[SWS]の金属部が防水箱に接触するようにボルトとナットで取りつけ、水深1mの水槽に30分間沈めた後、防水箱内部への浸水を確認する。

SWS

試験条件

  • 試験対象:シール座金[SWS](パッキン材質:NBR)全サイズ
  • n数:各サイズ3個
  • ボルト:JIS B 1176の強度区分A2-70のSUSXM7製六角穴付きボルト
  • ナット:JIS B 1181のSUS304製六角ナット1種
  • 取りつけ穴および面取り寸法:JIS B 1001の2級。寸法の詳細および、締めつけトルクは下表を参照。


 ねじ径   取りつけ穴(mm)   面取り(mm)   締めつけトルク(N・m) 
 M3  3.4  0.3  0.5
 M4  4.5  0.4  1.4
 M5  5.5  0.4  2.5
 M6  6.6  0.4  7.5
 M8  9  0.6  17
 M10  11  0.6  30
 M12  13.5  1.1  50
 M16  17.5  1.1  65

試験結果

すべての試験で防水箱内部への浸水はありませんでした。

注意事項

  • 上記の取りつけ穴や面取り寸法および、締めつけトルクは参考値です。
  • 使用環境によりシール効果は異なります。また、取りつけ穴や面取り寸法が大きくなるほどシール効果が弱くなるため、 取りつけ穴や面取り寸法は、できるだけ小さくすることを推奨します。
  • シール座金の金属部が相手材に接触する前にボルトの許容トルクに達する場合もあるため、締めつけ時のトルクに注意してください。

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