LBHS-2501-AS2の形状図
＊1： 上面オイルコネクションを使用する場合は、付属のOリングとカッティングリングをご使用ください。
単位 : mm
| 品番 | シール | A | A1 | B | B1 | B2 | B3 | B4 | G | G1 | H | L | L1 | 保持力 (N) |
質量 (kg) |
価格 (円) |
税込 価格 |
CAD ダウンロード |
標準品を購入 | 在庫/非在庫 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| LBHS-2501-AS2 | なし | 47.6 | 24 | max.143.6 | 130 | 60 | 20 | 115 | M5x0.8 | M6 | 5 | 6.8 | 115 | 2000 | 1 | - | - | CAD | 見積り | 非在庫品 |
構造
LBHS-2501-AS2の材質・仕上げ
| LBHS | |
|---|---|
| 本体 | スティール 無電解ニッケルメッキ |
| コンタクトセクション | 特殊ブレーキパッド |
| シール＊1 | NBR |
| Oリング | FKM |
| カッティングリング | 16MnCrSPb5 |
＊1： シール有無を選択できます。
LBHS-2501-AS2の特長
- 油圧制御。
- 超重荷重用。
- スリムタイプ。
- 部品数を削減し、高剛性を実現。
- 保持力：1300N～15000N
-
ブレーキ機構つき。
緊急用ブレーキとして使用できます。システムのシャットダウン時に油圧供給をストップする制御装置と組み合わせてご使用ください。 -
ブレーキとして使用する場合の停止距離の計算は下記ページをご参照ください。
⇒停止距離の計算(ブレーキタイプ) -
常時閉（Normally Closed）タイプです。
油圧供給時：クランプを開放します。
油圧開放時：リニアガイドウェイのレールをクランプします。
- 品番の末尾記号がAの商品は、シールつき＊1です。
＊1： シール固定するねじは、出荷時仮締め状態となっております。LBHSをレールに取りつけた後に締めつける必要があります。
仕様
| 制御方式 | 油圧・常時閉 |
| 開放圧力 | 12MPa～13MPa |
| レスポンスタイム | max. 0.08s |
| クランプ寿命＊1 | 50万回 |
| ブレーキ寿命＊1 | 500回 |
| 使用温度 | -10℃～70℃ |
| 適用レールの呼び | ＃20～＃65 |
＊1： 参考値であり、保証値ではありません。
取りつけ
| ねじの呼び＊1 G1 |
締めつけトルク （N・m） |
|---|---|
| M5 | 6 |
| M6 | 10 |
| M8 | 25 |
| M10 | 49 |
＊1： 強度区分8.8以上のねじをご使用ください。
安全上の注意（ ⇒安全上の注意 ） 、設計における注意事項（ ⇒設計における注意事項 ） 、取りつけ手順（ ⇒取りつけ手順 ） を事前にご確認ください。
取りつけ図
配管
| レールの呼び | ねじの呼び G |
作動油量 （ℓ/サイクル） |
|---|---|---|
| ＃20 | M5×0.8＊1 | 0.0010 |
| ＃25 | M5×0.8＊1 | 0.0011 |
| ＃30 | G1/8 | 0.0014 |
| ＃35 | G1/8 | 0.0018 |
| ＃45 | G1/8 | 0.0021 |
| ＃55 | G1/8 | 0.0029 |
| ＃65 | G1/8 | 0.0035 |
＊1： オプションで、銅管用継手LZCH-M5-D4（ねじの呼び：M5×0.8、適用管外径：φ4）があります。
トラブルシューティング
| 不具合 | 理由 | 考えられる原因 | 解決策 |
|---|---|---|---|
| クランパが解放状態にならない/クランパがレールに接触する | 動作圧力の不足 | 設定されている動作圧力がとても小さい | 製品ページで指定されている値に従って最低使用圧力を設定してください。 |
| エア(オイル)の漏れ,詰まり,配管の途中でせき止められている、圧力供給部の故障など | 配管、クランパ、圧力供給部を確認してください。 | ||
| アプリケーションに対して動作圧力が不十分 | 動作圧力を上げるか、開放圧力を下げたリニアクランパ･ズィーを使用してください(特殊品)。またはNBKに問い合わせください。 | ||
| レスポンスタイムが長すぎる/クランパが開くまでに遅れがある | オイルの供給不足 | オイルバルブが小さすぎる | 流量が大きいバルブを選定してください。 |
| オイルバルブとクランパの間の配管が長すぎる | エアバルブとクランパの間の配管を最短にしてください。 | ||
| オイルの排出が不十分 | オイルバルブとクランパの間の配管が長すぎる | エアバルブとクランパの間の配管を最短にしてください。 | |
| オイル漏れ、オイルの不足 | 本体の外側から漏れている | 内部のシールの位置がずれている | 5秒以内にクランパを20回以上開閉させてください。 |
| オイルコネクションから漏れている | しっかりとオイルコネクションが接続されていない/配管が不良品である | オイルコネクションと配管を確認し、必要な場合は交換してください。 | |
| 部品の摩耗 | クランパの寿命 | クランパを交換してください。 | |
| 保持力、保持トルクの不足 | レールに適したクランパを使用していない | クランパとレールの寸法公差が合っていない | NBKサイトの選定ナビでクランパとレールが適合しているかを確認してください。 |
| 取りつけ先が十分な剛性を有していない | クランパの取りつけ用の面の全面が、十分な剛性を持つテーブル･ベースなどと接する必要があります。 | ||
| クランパが変形している | 取りつけねじが緩んでいるか、強度区分が間違っている | 技術データを確認してください。 | |
| ブレーキの摩耗 | ブレーキの最大サイクル数に達した | クランパを交換してください。ブレーキのみの交換は不可能です。 |
