CB-22-103-00-10の材質・仕上げ

CB-22-103-00-10の特長

• トーションばねの作用により、パネルの上下の開閉を補助し、重いパネルを軽く操作できます。
• 65°以上パネルを開くと、カムの機構により、全開位置（80°）まで自動でパネルが開きます。
• トルク調整ねじにより、パネルのサイズ・重量にあわせて適切な開閉トルクに調整ができます。
• カウンターバランスヒンジCBは、1個で使用せず、必ず2個組み合わせてご使用ください。
  1個のカウンターバランスヒンジCBで必要なトルクに対応できる場合は、サポートヒンジCB-A（別売）と組み合わせてご使用ください。

使用上の注意

• パネルの開閉時にヒンジに手を触れないでください。手が可動部にはさまれ、けがの恐れがあります。
• 取りつけ・取りはずしの際は、ヒンジの可動部に手がはさまれないよう、十分に注意して作業を行ってください。
• 取りつけの際、ねじの締めつけトルクは6.8N・mを超えないようにしてください。
• カウンターバランスヒンジCBは1個で使用せず、必ず2個またはサポートヒンジCB-A（別売）と組み合わせて取りつけてください。

取りつけ

適用ねじサイズ

トルクの調整方法

トルク調整の目安

パネルのサイズ・重量にあわせて、トルク調整ねじでヒンジの開閉トルクを調整してください。

• パネルが15°～65°の位置で下降する場合
  パネルを全開位置に上げ、トルク調整ねじを締めつけて、開き方向のトルクを大きくしてください。トルクの調整をしても、パネルが下降し続ける場合は、品番を再選定してください。

• パネルが15°～65°の位置で上昇する場合
  パネルを全開位置に上げ、トルク調整ねじをゆるめて、開き方向のトルクを小さくしてください。トルクの調整をしても、パネルが上昇し続ける場合は、品番を再選定してください。

• パネル位置が0°～15°の位置で上昇する場合
  パネルを全開位置に上げ、トルク調整ねじをゆるめて、開き方向のトルクを小さくしてください。トルクの調整をしても、パネルが上昇し続ける場合は、品番を再選定してください。

• パネルが65°～80°の位置で下降する場合
  パネルを全開位置に上げ、トルク調整ねじを締めつけて、開き方向のトルクを大きくしてください。トルクの調整をしても、パネルが下降し続ける場合は、品番を再選定してください。

品番選定

グラフによる選定

ヒンジ回転軸中心からパネルの重心までの水平距離ℓとパネル重量mから、下のグラフのトルク範囲（A～I)を確認します。
寸法表にて、トルク範囲（A～I）より、品番を選定します。
カウンターバランスヒンジを2個使用する場合は、パネル重量を1/2にして選定してください。

計算による選定

便利な選定ナビをご利用ください。
下の計算式でトルクを算出し選定することも可能です。
寸法表より、算出したトルクを満たす品番を選定します。

＜計算式＞
M=ℓ×m×g÷1000
M：トルク（N・m）
ℓ：ヒンジ回転軸中心からパネルの重心までの水平距離（mm）
m：パネル重量（kg）
g：重力加速度（9.81m/s2）

グラフによる選定例

＜選定条件＞
ℓ：419（mm）
m：11.3（kg）

m＝11.3kg、ℓ＝419mmが交差したトルク範囲は「I」と確認できます。
寸法表の「トルク範囲」がIの品番CB-21-105-00-10とCB-22-105-00-10が選定できます。
パネルの左側に取りつける場合はCB-21-105-00-10、
パネルの右側に取りつける場合はCB-22-105-00-10
をサポートヒンジCB-10-100-10（別売）と組み合わせてご使用ください。
（取りつけ方向は寸法表で確認できます。）

＜カウンターバランスヒンジCBを2個使用する場合＞
m＝5.65kg、ℓ＝419mmが交差したトルク範囲は「D」と確認できます。
寸法表の「トルク範囲」がDの品番CB-11-104-00-10とCB-12-104-00-10が選定できます。

関連商品

サポートヒンジCB-Aをあわせてご使用ください。
CB-A