更新日:2024年04月16日
ラッチとは?種類や特長について解説

ラッチとは
ラッチとは、ドア・門・窓などの掛け金やかんぬきのことをいい、ドアなどを閉じた状態の保持・解除をサポートし、不用意な開閉を防止する機械要素部品です。
ラッチの構造・形状にはさまざまな種類があり、扉・ドアの種類に応じて選定する必要があります。
NBKはさまざまなタイプのラッチを標準化しています。
種類と特長
バイスアクションラッチ
ワンアクションでラッチング・締めつけの2つの動きを行います。
この動きでドアやカバーがしっかり締め付けられ、がたつき防止・気密性UPに効果があります。

| ラージサイズ | スモールサイズ | T-ハンドル |
|---|---|---|
| ステンレス製 | 六角穴 | キーロックなし |
| 四角キー | ノブつき | キーロックあり |
| 六角穴 | ||
| ノブつき |
カムラッチ
六角レンチでカムを開閉するラッチ。
内部ばねによりカムがフレームを押さえつけるため、がたつきが少なく振動に強い構造。
レンチで押しつけることでカムの開閉時にはカムがフレームから離れるため、フレームを傷つけることなく開閉できます。
レンチを押しつけない限りカムは回転しないため、不用意に開閉することはありません。

リフトアンドターンラッチ
レバーは収納式。収納時は扉とほぼ平面になります。
ドアが開いていると一目でわかり、閉め忘れを防止します。
レバーは収納式。収納時は扉とほぼ平面になります。

リフトアンドターンコンプレッションラッチ(キーロックなし)
リフトアンドターンコンプレッションラッチ(キーロックあり)
リフトアンドターンコンプレッションラッチ(スモール)
スライドラッチ
本体をスライドさせれば、ドアを開けることができます。角穴にはめ込むだけの簡単取りつけ。

スライドラッチ - エルゴタブスタイル
スライドラッチ - フラッシュスタイル
ドローラッチ
隣合わせの扉・パネルに取りつけたキーパーを引き寄せてラッチします。
金属製の美しく堅牢な仕上げ。レバーを上げると梃子の反作用で、固いドアの解放をサポートします。

オーバーセンタードローラッチ(キーロックなし・キーロックあり)
頑丈でしかもフレキシブル。振動・衝撃を吸収し、ミスアライメントがあっても確実にラッチします。

電気機械式回転ラッチ
カムのロック状態を電気信号により制御するラッチです。
スイッチやカードリーダ、ボタン認証などと組み合わせて、遠隔でラッチを操作したり、ドアの開閉記録を残すことが可能です。

電気機械式回転ラッチ(屋外対応)
電子ラッチ(電池式)
パスコードの入力、または電子キーにより簡単に解錠できます。
乾電池で動作するため、配線が不要で設置が容易です。

電子ラッチ(電池式)-キーパッド管理タイプ
マグネットキャッチ
カバー・ドアをマグネットの力で閉じた状態に保持するキャッチです。
相手側の部品が非磁性でもコンタクトプレートを使用することで利用できます。

ボールキャッチ
頻繁に開閉されるカバー・ドアを閉じた状態に保持する用途に適したキャッチです。

その他ラッチの紹介
NBKは上記のラッチ以外にもさまざまなラッチを標準化しています。
ドアとフレーム間の位置ずれを許容します。ゴムで押さえつけるため、ガラス・プラスティックなどの扉・パネルにも適用できます。
ドアの内側からでも開閉できます。ドアとほぼ同一平面になる薄型デザイン。誤ってドアを開けることがありません。
ボタン操作で開閉できます。










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