六角穴付きボルト・キャップボルト /加工：貫通穴つき
六角穴付きボルトとは
六角穴付きボルトとは、頭部に六角形の穴が開いているボルト（ねじ）です。
キャップボルトやキャップスクリュー、CAPと呼ばれることがあります。
六角形の穴に六角レンチを差し込み、すべての辺に力を加えて締結するため、ゆるみにくく高強度に締結することができます。
また、ねじ用ドライバーやスパナと比較して作業をするためのスペースが必要にならないため、狭い場所で作業をすることができます。
産業用装置や各種機械をはじめとした幅広い分野で使用されています。
主な種類としては、
① 六角穴付きボルト（キャップスクリュー）
最も一般的なタイプで、円筒形の頭部を持ちます。高強度・高トルクの締結に適しています。
② 六角穴付きボタンボルト
頭部が丸みを帯びた低頭形状で、美観を重視するパネル部や外装部品に適しています。
さらに、頭部の曲面形状により角部への電界集中を抑えられるため、高電圧が印加される装置や放電リスクのある環境
(真空装置、電子ビーム装置、X線装置など)では、キャップボルトに比べて放電やリークを起こしにくい特長があります。
③ 六角穴付き皿ボルト
皿状の頭部により、締結面と面一（つらいち）に仕上げることができ、突出を避けたい箇所に適しています。
④ 六角穴付き止めねじ（ホーローセット、いもねじ）
頭部がなくねじ部のみで構成され、機械部品の固定や位置決めをするために先端で部材を押し付けて固定するねじです。
などがあります｡
関連記事：六角穴付きボルト（キャップボルト）とは
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- 加工を選ぶ貫通穴つき
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